Webデザインスクールは無駄?

在宅ワークが注目されてきて、Webデザイナーって良くない?と思われている方が増えてきているようです。
そうですよね。ネットにつながるパソコンがあればできる仕事って理想的ですよね。
満員電車に乗らなくていいし、朝早起きしなくていいし、子供を保育所に入れなくてもいいし。
とっても魅力的な仕事です。

でも、どうやったらなれるの?
学校で勉強する必要ある?
未経験で雇ってくれる会社ってあるの?

という疑問に答えていこうと思います!

Webデザインスクールは無駄?通ったほうがいい?

Webデザインスクールに通ったほうがいい?
結論から言いますと、私は通えるなら通ったほうがいいと思います。
本やネットで学ぶより効率的で実践的です。
私は実際Webデザイナーとして働いている方から教えてもらうことができました。
リアルな仕事内容や仕事に必要な知識を教えてもらうことができたのでWebデザイナーになる近道になったと思っています。

また、先輩や卒業生と交流することができたので情報交換をすることが出来たり、就職先を紹介してもらったりすることができるのでWebデザインスクールに通ったほうがいいことが多かったりします。

しかし、一方でWebデザインスクールを卒業したからと言ってもまだまだ知識が足りず仕事をしながら調べることも大量と言うのが現実。
Webデザインスクールで教えてもらう内容は基礎の基礎。Webデザイナーとして働くためにはもっとたくさんのことを勉強しなければなりません。
大金をはたいて通った割には足りない知識がとても多いというのも現実。

それなら通わなくても独学で何とかなったんじゃないか・・・と思ったことも確かにあります。
Webデザインスクールで学ぶ内容は正直、書店で売っている本をイチから100まで先生が説明してくれるという感じです。
なので独学でもなんとかなると思います。

人間関係についても、今ではSNSで交流する事も出来ますし、人脈はセミナーやイベントなどに参加すれば広げることも難しくありません。

ただ、それでもWebデザインスクールに通ったほうがいいと思う理由は、

  • スケジュールが決まっているから勉強を進めざるを得ない。
    独学だと仕事やプライベートを優先してしまってなかなか進めることが出来ないので・・・
  • 専門用語で行き詰っても説明してくれる人がいる。
    独学で壁にぶち当たるのはココですよね。文字ではなかなか頭に入らないので・・・
  • 背中を押してくれる友人・先輩・スタッフがいる
    勉強は孤独です。やっぱり仲間が欲しいですよね。

と言うところです。
実際、スクールに通わずに独学でWebデザイナーになったという同業者はいます。
なので、無駄とまでは言いませんが通わなくてもWebデザイナーになることは可能です!

Webデザインスクールに通うお金も時間ももったいない

時間もお金ももったいない
それにしてもWebデザインスクールは高いです。
資格を取れるわけでもなく、上で述べたように卒業したからと言って完璧なWebデザイナーになれるわけでもなく。
教科書を先生やクラスメイトと一緒に進めていくだけ。

入学の時期も卒業する日も決まっているので早く進みたいという人には時間がもったいなかったりしますよね。

勉強する時間があって、パソコンが得意と言う人であればWebデザインスクールに通う必要はないと私は思います。
結局Webサイトを作ることができればWebデザイナーとしてのお仕事ができるんです。

ではどのくらい出来たらWebデザイナーとして仕事ができるようになるのでしょう。
独学で勉強する方法を見てみましょう。

独学で勉強する方法

独学する女性
Webデザイナーとして仕事するためには、illustratorやPhotoshop、HTMLやCSSといった知識が必要です。
勉強する方法としては、本屋さんに行って、それぞれの初心者用の本を購入しましょう。
ここで注意点ですが、古本屋はだめです。必ず本屋さんに行って最新の本を購入してください。
情報は日々更新されて行きます。古い本を購入してしまうと最新の情報を手に入れることが出来なくなってしまいます。
せっかく勉強するのですから新しい情報を手に入れましょう。
ここで、最新の情報なら本じゃなくてネット検索していったらいんじゃないの?と思われるかもしれませんが、本で勉強する知識は基礎です。
基礎知識がないとネット検索もうまくできません。
意外と現役のWebデザイナーも本を買ったりします。
なので、本を使ってしっかり勉強を始めてみましょう。

本を購入したらしっかりと本の内容に沿って実際操作をしてみましょう。
読むだけでなく、必ずパソコンで実践してくださいね。

基本的に本の著者は現役のWebデザイナーやスクールの講師だったりします。
なので、Webデザインスクールで学ぶ内容と同じものが書かれています。

ネットで調べたら何とかなるでしょと思われるかもしれませんが、ネットでは要所要所の説明しかありません。
ソフトの操作方法など基本的なことを網羅しているのは本だけです。

そんな使い方知ってるよ!と言うページもあると思いますが、しっかり本に沿って勉強していきましょう。

自分でWebサイトを作ってみる

Webサイトを作ってみる
本の勉強が終わったら、実際にWebサイトを作ってみましょう。
どんなものでも構いません。
一番いい方法は、友人や親せきでお店や会社を経営している人がいれば無償で作ってあげることです。
ヒアリングをしたり、デザインの希望を聞けたりするのでより実践に近いものになります。
そのような知り合いがいなくても、地域の情報サイトなどを作ってみてもいいかもしれません。

ドメインを取る、サーバーを借りる、ファイルをアップロードする、など本では勉強しなかったことを実践できます。

ちなみにいうと、このドメインを取得したり、サーバーを借りたり、ファイルをアップロードしたりすることはWebデザインスクールでは学びません。
ローカル環境でWebサイトを作ることで完了しているスクールがとても多いです。

ただ、ドメインを取る、サーバーを借りるという事に関しては、Webデザインを学んでいない人でもしていることなのでWebデザインスクールで学ぶほどのことではありません。

お客さんから仕事を受けて初めてするというわけにはいきませんので、まず自分の管理できるWebサイトを作って実践してみましょう。

未経験で仕事を受ける方法

在宅ワーク
Webサイトを作ることが出来たら、もうそれが実績です。

ただし、Webサイトを一つ作ったからと言って「未経験」と言う肩書はなかなか取れません。
「未経験」と言う肩書を取るためにはたくさんWebサイトを作る必要があります。

でもただやみくもに自分の思い通りのWebサイトを作っていけばいいというわけではありません。

その経験をつけるためにはお客さんからの依頼を受ける必要があります。

お客さんを見つけるために一番手っ取り早いのが「クラウドソーシングサービス」です。

テレビコマーシャルをしているクラウドソーシングサービスもありますが、探すとたくさんあるんです。

まずは登録して、仕事を探してみましょう。
内容はしっかりと確認してください。
自分のスキルに合った仕事が見つかったら応募してみましょう。
単価は正直安いです。
でも「未経験」と言う肩書を取るための仕事なので単価は気にしないで頑張りましょう。

勉強させてもらって、お金ももらえるなんてラッキーと思わなければいけません。

たくさん応募してたくさん経験を積んでください。
私も、はじめは同じようにクラウドソーシングで仕事を受けました。
30件ぐらい受けたと思います。
私の場合、当時あった「楽天ビジネス」というクラウドソーシングに登録しました。※現在サービスは終了してしまっているようです。
「楽天」と言う名前がついてあるだけあって、楽天市場のショップデザインの案件がとても多かったです。
合計で20店舗ほどのオープニングのお手伝いをさせていただいて、「楽天市場のショップ構築なら任せてください!」と胸を張って言えるようになりました。

普通のWebサイトを作る知識とは少し違うものになりますが、経験を積むという点ではとてもよかったと思っています。

限界を感じたら?

限界を感じたら
本を買って勉強もしてみた、けどわからないところがあって先に進めなかった。
と言う方はWebデザインスクールに通うほうがいいと思います。
スクールに通うと不明なところを詳しく教えてくれます。
せっかく本も買って勉強を始めたんですから、あきらめたらもったいないです!

勉強も終わって、クラウドソーシングに登録してみたけどなかなか仕事がもらえない、仕事にチャレンジしてみたけどうまくいかなかったという方は、アルバイトから始めてみるのはいかがでしょうか?
アルバイトであれば未経験でも雇ってくれるところがあると思います。
狭き門になるかもしれませんが、せっかく勉強した知識なので実務で使わないのはもったいないです。

まとめ

Webデザインスクールに通うことは無駄とまでは言いませんが、通わなくてもWebデザイナーになることは可能です。
ただ、仕事をもらうためには「実務経験」を積まなくてはいけなくなるのでその為の努力が必要です。
クラウドソーシングに登録して仕事にたくさん応募してみましょう!

Webデザインスクールに通えば就職サポートなどがありますし、「●●スクール卒業生」と言う肩書も付きます。
フリーランスで働く場合も身近に先輩がいるので協力してもらったり相談することができます。

どちらが自分に合った方法なのかを見つけて頑張って勉強してみてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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