WEBデザイナーにとって切っても切り離すことができないSEO対策ですが、最低限の部分をしっかり押さえたデザインとHTML、CSSなどをかけることで成果の出やすい時代になってきています。しかしそのSEOの基礎がわかっていないWEBデザイナーが多いところも今の業界の問題でもあるのです。今日は初心者WEBデザイナーでもSEOの基礎知識が得ることができて、さらに実践ができ、他のライバルデザイナーに大きく差を開けた知識でホームページが作成できるようにSEOの基礎を中心に実践方で解説していきます。
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SEOの歴史
SEOに関するビジネスはもう10数年関わってきています。今と違い、元々はYahoo検索はYSTという検索エンジンを使っていてGoogleとの検索結果は違うものが表示されていた時期もありSEOにおける対策方法も違いました。
YSTにおいては内部要素が大きくGoogleにおいては外部リンク(被リンク)による影響が大きかった印象です。
今よりかなり簡単でかなり自由に上位表示のコントロールができていたので、今では難易度の高い検索ワードでも比較的簡単に上位表示できて
外部リンク中心のSEO
外部リンク=被リンク
別のドメインで作られたホームページからリンクを設置してもらうことで検索エンジンからリンクをしてもらえるようないいサイトですよっといういい評価をもらって特定のキーワードで上位表示を狙う施策が外部リンク中心のSEO対策です。よくあるSEO会社はほとんどがこのタイプの会社になります。
コンテンツ内容を中心とした内部対策
ここ数年はコンテンツが大事!内部対策が大事!有益なコンテンツを作り込まないと上位表示はできない!といわれていますが、分かりにくいですよね?
有益なコンテンツってどんなもの?簡単にはユーザーにとって役に立つ、ユーザーの悩みが解決されるということになって来ますが、じゃあどうなればいいのか?となってくると思います。
ズバリ!アクセスを持っているかどうか、アクセスを集めることができているかどうか?というところになってきているというと分かりやすいと思います。
最後に知ってる人は知っている今のSEOも紹介します
知らない初心者が多すぎる
実は知らない人が多すぎるSEO。筆者の周りのデザイン歴20年のデザイナーでもあまり分かっていないというのも事実です。SEOとWEBデザイナーは切っても切り離せない関係です。SEO自体は色々なブログやユーチューブなどで難しいイメージがついていたり難しく説明されているので難易度が高く初心者WEBデザイナーは理解しようとすることに抵抗を持って拒否しているように感じます。
ただそんなに難しくないです。
ただSEOディレクターやSEO設計、SEO会社といったお仕事もあるのも事実なので経験値による知見が重要なことでもあります。かくいう私もそっちの仕事がメインです。であればSEOディレクターがすればいいという意見もあると思いますが、WEB制作前からSEO設計ができるSEOディレクターが関与できるような大きな規模の案件であればいいですが、そんな案件は大手が大きな予算でやっているので別の話です。通常のホームページ制作の案件にそういったSEOディレクターなどに予算を追加できる会社も少ないのでWEBデザイナーが最低限の知識を持ってデザイン業務を行うことで、簡単な地域ワードやロングテールのキーワードであれば上位表示できるようなっていきます。
せっかく作ったサイトが検索しても見つからない!
それではなぜWEBデザイナーがSEOの基礎知識もっていないければいけないか???ここですが、WEBデザイナーご自身が依頼者のホームページを作った後にGoogleで検索してもそのホームページが出てこないため、誰にもみてもらえないということになってきます。大きな問題ですよね?
今ではSNSの台頭もありホームページへの入り口がGoogleやヤフーの検索エンジンだけではなくなってきていますが、実際に検索エンジンで検索した時に表示されないことは残念なことなので基礎だけでもしっかり作り込んであげることで表示されるようになるケースが多いのでこれから覚えていきましょう!
最初は知らなくてもこれを読めば SEOの基本はすべてわかります
難しいけど難しくないSEO。
SNSやブログ、ユーチューブなどで難しいイメージがついていたり、Googleがアップデートして今大変。。。みたいな記事やつぶやきを目にしたりすることもあるかもしれませんが、実は本質部分はそんなに変わっていないので、振り回されているだけだったり、基礎部分、設計部分がいい加減だったりしているのが大きな原因です。
それでは初心者WEBデザイナーが絶対押さえておくべきすぐ出来るSEOの基礎を優先順位順に解説していきます。
SEOの重要な要素
SEO対策の実作業には入る前に重要なページ内容の考え方ですが、全ては検索エンジンを利用してそのホームページに入ってくる人が何のために検索してくるのか(検索意図)考えたページ内容にすることが重要です。それはTOPページだけではありません。検索意図=検索意図とは検索ユーザーが何を知りたくて検索しているのか?何を知りたいのか?買いたいのか?お悩みの解決方法を知りたいのか?画像がみたいのか?さまざまな理由を持って検索しています。
ご自身も検索する時、技術?HTML?CSS?参考デザイン?色々なことを知るために検索していると思います。
そういった検索意図にあった内容(コンテンツ)を持っているがどうかが重要になります。
検索意図を掘り下げると検索ユーザーの検索ワードが想定でき、それに合わせたコンテンツをページの中に盛り込んでいく。
同じようなコンテンツはどこかにあることの方が多いでしょう。SEOにおいては検索意図にあった内容と想定キーワードが重要になります。
この内容を出し惜しみをすることで他の競合サイトが持っているコンテンツに負けてしまうことの方が多いでしょう。
出し惜しみをせずにしっかりご自身で作ったページでユーザーの欲求が解決するようにしてあげることが重要です。
- 訪問する>読む>納得・理解する>出ていく・検索結果にもどらない
- 訪問する>読む>納得する>問い合わせする・購入する
この流れで
ユーザーが知りたいことが解決することが重要なのです。
ECサイトの場合は欲しいもののページに入れたorサイト訪問してすぐ欲しいものが見つかった
これが重要です。
ドメイン力という指標も重要ですが、後日解説するようにします。
前置きが長くなりましたが、しっかりページのコンテンツを作った上で以下をいれていくことで初心者WEBデザイナーでもすぐできるSEO対策が完了します。
タイトルタグ=ページのタイトル
タイトルタグを設置する時はなるべく難易度の高いワードを前の方に持ってくることが重要ですが、これもユーザーの検索意図に合わせて、おすすめの...などを追加したりこのページで全て用事は済みますよ!といった文言を入れてあげるといいでしょう。
ディスクリプション
ページの内容の説明文で検索結果に表示されるスニペットと言われる部分に表示されます。直接的にSEOに影響はないと言われています。しかしディスクリプション説明されている内容と上記のタイトルタグがGoogleの検索結果のアピールポイントになるのでアクセスアップには重要な要素なので間接的にSEOには大きく貢献してくれます。検索結果のクリック率はCTRといいます。CTRを上昇させるとクリック数は増えて掲載順位も上がりやすい傾向にあるので重要です。見出しタグ
h1やh2といったhで始まる見出しタグと言われるもので、本などである見出しと同じでここから先の文章の内容がわかるものになります。
見出しタグがなぜSEO要素として重要なのか?ですが、本でもそうですが、見出しをしっかり入れてあげることで文章やコンテンツの内容が見やすくなりますよね。見出しの無い本は見にくいですよね。見出しが無いとGoogleの検索エンジンにとっても分かりにくくなってしまいます。ユーザーにとって見やすい内容にしてあげることでスクロールしてコンテンツを見てもらえ滞在時間が伸びるというユーザーにとっても高評価を得ることができるので重要です。
hタグ(見出しタグ)の使い方・記載例
初心者WEBデザイナーが
h1
h2
h3
※要注意ですがタイトルもディスクリプションも見出しタグもですが、上がって欲しいキーワードを詰め込みすぎたりすると逆効果になることもあります。ユーザーに分かりやすく自然な文章で内容を説明してあげることが大事です。
内部リンクとSEOに強いディレクトリ構造(階層構造)
内部リンクはサイト内のページ同士を繋いでいるリンクです。基本的にGoogleはこのリンクをたどってページの存在を知っていきます。内部リンクを張り巡らせることが重要です。
alt属性
alt属性とは検索エンジンがバナーも含めた画像の内容を認識できないためそれの意味、テーマを伝えるために記述するテキストのことになります。altは入れずにページができているWEBサイトやECサイトが多く見かけます。altでしか伝えることができない部分もあるのでしっかり記述することをおすすめします。
OGP設定
OGP=Open Graph Protcolの略でSNSでのシェアされた時に意図しないタイトルや画像で表示されないようにコントロールするための設定になります。
サイトマップ送信
サイトマップxmlをGoogleの検索エンジンに送信することで新しいページができて更新した時にそれに気づいてクロールしてもらいインデックス登録してもらうためのものになります。